2012年9月12日水曜日

野田首相:180名の自衛隊の高官に対して「緊急事態」に備えるよう訓示

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サーチナニュース 2012/09/12(水) 19:28
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0912&f=politics_0912_024.shtml

中国の海洋監視船が尖閣近海に 海上保安庁と衝突の可能性も

  中国の2隻の海洋監視船「海監」は11日、尖閣諸島(中国名:釣魚島)付近の近海で主権を宣言した。
 同日、中国国防部の報道官は日本に警告を発し、訪中した日本の官僚の会見が中止された。
 香港、北京などで、「釣魚島(中国側呼称)は中国の領土だ」とアピールするデモ活動が実施され、中国の怒りが、世界の主流メディアに伝わっている。
 中国網日本語版(チャイナネット)が報じた。以下は同記事より。

  日本メディアは中国の今回の反応を「かつてない迅速さ」と報じており、中国が日本に対してどのような策を講じるかについて、憶測が飛び交っている。
 「日本企業に対する制裁」、
 「日本製品の通関の厳格化」、
 「釣魚島の軍事占領」
などが取り沙汰されている。

  野田首相は11日に防衛省を訪れ、
 180名の自衛隊の高官に対して「緊急事態」に備えるよう訓示し、中国の日本に対する脅威を強調した。
 それと同時に、日本は皮肉にも「平和的」な姿勢を示し、北京に関係者を派遣し根気強く
 「釣魚島の国有化」について説明を繰り返しているが、
 これが中国に受けいれられることはない。
 海上保安庁は釣魚島付近の近海に巡視船を派遣しており、
 日本の高官も中国の船舶を「日本の海域」に入れさせない
と述べている。

  上海社会科学院方角所の金永明研究員は11日に『環球時報』の取材に応じた際、
 「海監号が釣魚島の海域に入れば、海上保安庁との衝突が発生する。
 その場合、中国海軍はその力を発揮するべきだ

と語った。


 日本は構えて待っている。
 そこに海監号入ってきて、ついでに解放軍海軍を引っ張り出せれば日本としては大成功の部類にはいるだろう。
 日本が一歩も引かない体制に入ったとき、中国はどう出るのか
 これからの日中の関係を見ていく上で、いいサンプルになる。



 韓国の新聞はこう伝えた。


サーチナニュース  2012/09/12(水) 22:28
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0912&f=politics_0912_030.shtml

尖閣国有化で日中間に武力衝突の可能性も

  韓国の有力紙・東亜日報は尖閣諸島をめぐり
 「尖閣諸島一帯で日中間の武力衝突が発生する可能性も排除できない
と12日報じた。

  日本が魚釣島など3島の国有化を閣議決定し、所有権者と20億5000万円で契約したことを受け、
 中国は「魚釣島(中国では釣魚島)を領海基点と宣言したのに続き、海洋監視船を派遣、実力行使に出た」と報じ、
 「日本が自衛隊に特別警戒令を下すなど、両国の緊張が高まっている
と伝えた。

  また、中国の国家海洋予報台が尖閣諸島周辺海域の海洋気象予報も行うことも伝え、領有権を主張する両国の動きが強まっている。

  尖閣諸島を実効支配する日本政府は
 「尖閣諸島の取得・保有の問題はわが国領土の一部を以前の所有者から移転するもので、他の国や地域との間で問題を惹起するものでない」(藤村修官房長官)
国有化はあくまで国内問題で、
 「(他国との間に)領有権問題は存在せず、平穏かつ安定的な維持管理を図るためのもの(国有化)」と政府の立場を強調。

  一方で、
 「領海警備はこれまで通りしっかりやっていく
 万全を期したい」
と中国や台湾の動きは冷静に注視していく考えを示している。




 「ここに日本政府に丁重に警告する」



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