2012年9月29日土曜日

尖閣:国連総会で日中が激論:ラウンド終了の線香花火

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● JNNニュース



朝鮮日報 記事入力 : 2012/09/29 08:09
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2012/09/29/2012092900214.html

尖閣:国連総会で日中が激論
   
 日本と中国が米国ニューヨークで開かれている国連総会で尖閣諸島(中国名・釣魚島)問題をめぐり激しい舌戦を繰り広げた。

 中国の楊潔チ外相(チはたけかんむりに褫のつくり)は27日(現地時間)、国連総会での一般討論で演説し
 「日本が釣魚島を盗み取った」
と非難した。
 日本の野田佳彦首相が前日の演説で
 「後退する妥協はあり得ない」
と述べたことに対し、中国側が強く反発したものだ。
 楊外相は
 「釣魚島は中国固有の領土であり、歴史的にも法的にも明確な証拠がある」
とし、日本政府による尖閣諸島国有化については
 「中国の主権を著しく侵害するものであり、戦後の国際秩序と国連憲章に対する重大な挑戦だ」
と主張した。
 楊外相はまた
 「日本は1895年の日清戦争末期に釣魚島を盗み取った」
 「日本の主張は違法かつ無効であり、歴史的事実は少しも変わらない」
と語った。

 中国が「盗み取った」という表現まで使うと、日本側は激憤した。
 日本の児玉和夫・国連代表部次席大使は直ちに
 「日本は正式な手続きを踏んで(尖閣諸島)を編入した」
と反論。
 これに対し中国側はさらに反発し、中国の李保東・国連大使は
 「日本は歴史を歪曲(わいきょく)している。
 13億の中国国民は怒っている。
 断固として戦う」
と述べた。
 その後、児玉次席大使が
 「尖閣諸島は日本の領土だ」
と再反論するなど、激しい攻防が続いた。
 米メディアは双方が2回ずつ発言し、国連総会の会場で異例の姿を見せたと報じた。

  一方、東京の中国大使館には銃弾が配達され、日本の警察が捜査を開始した。
 縦断は縦24センチ、横12センチの封筒に入っており、27日に中国大使館に配達された。
 封筒には差出人として手書きで「野田佳彦」と書かれていたが、銃弾を郵送した理由などに関する記述はなかった。
 警察は尖閣諸島をめぐる日中対立に不満を抱いた抗議とみている。これについて、中国外務省の洪磊副・報道局長は「重大な懸念を表明する」と述べた。

 洪副報道局長は、北京で28日に開かれた日中国交正常化40周年記念座談会でも
 「日本の違法な釣魚台国有化で多くの計画が台無しになった。
 われわれは日本が誤りを正し、中日関係が健全で安定した軌道を取り戻すことができるよう望んでいる」
と述べた。


 中国は18回中国共産党大会に向けて動き出している。
 これが第2ラウンド最後の日中応酬だろう。
 チマチマと輝いた「線香花火」といったところである。




「ここに日本政府に丁重に警告する」 



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