2012年9月12日水曜日

ここに中国政府に対して丁重に警告しておこう:火遊びなんぞしなさんな!

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 悲壮感が漂ってきた。
 言葉に酔える、記事である。


サーチナニュース 2012/09/12(水) 18:00
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0912&f=politics_0912_019.shtml

尖閣問題で中国政府と人民は半歩たりとも譲らない=中国報道

  日本政府は11日、尖閣諸島(中国名:釣魚島)およびその付属島嶼(とうしょ)の2つの島を「国有化」し、年度予算の予備費から20億5000万元を拠出して島を「購入」することを決め、いわゆる「地権者」と売買契約を結んだと発表した。
 中国網日本語版(チャイナネット)は12日、日米が連携しても中国を脅せないと論じる記事を掲載した。
 以下は同記事より。

  中国の神聖な領土を不法に占拠し、不法売買を公然と行う。
 これは日本政府が踏み出した、日中関係の大局を損なう誤った道への危険な一歩である。
 日本政府のいわゆる「国有化」を通して自身の不法な地位を強めようとするたくらみは無駄であり、中国政府と人民はこれを決して受け入れたりしない。
 主権と領土の問題において、中国政府と人民は半歩たりとも譲らない。

  日本政府は判断を誤ってはいけない。
 現在の中国は昔と比べものにならず、1894年の日清戦争、1937年の日本による侵略戦争の時期の中国とは違う。
 紙切れ1枚の条約で中国の領土を奪えた時代はもうやってこない。

  領土主権は民族の尊厳と国の核心的利益にかかわり、日本政府と右翼勢力は中国人民の決意を甘く見てはいけない。
 中国は日本の不法な島「購入」行為を断固反対し、国の領土主権を守るあらゆる必要な措置を執っていく。
 日本側が独断行動を続ければ、それによってもたらされた全ての悪影響の責任は日本側が負うしかない。

  日本政府は自身のいわゆる「海空の優位」に希望を託してはいけない。
 日中の軍隊は過去にも争ったことがあり、中国は日本から奪った「三八式銃」と「野銃」を使って日本の精鋭部隊を打ち負かした。
 現在の中国の防衛力は誰も見下せないほどまで発展している。

  日本の政治家が軍事を理解していないのであれば、旧兵士に聞いてみるとよい。
 彼らは、過去、現在、未来いつの時代においても、戦争の触発は日本に重大な災難をもたらしたと教えてくれるだろう。

  日本政府は「日米安全保障条約」に希望を託してはいけない。
 これを使って中国を脅すことなどできず、中国軍が圧力を動力に変える「砥石(といし)」になるだけだ。
 日本は、「利益」を最優先するアンクル・サムが頼りになったことや、他人のために自身の利益を放り出したことがあるかをよく考える必要がある。
 また米国人も、日本の軍国主義が復活して世界が穏やかになるかどうかをよく考えなければならない。

  日本政府は中国政府が譲歩することなど望んではいけない。
 中国政府は、日本に中国側とともに両国関係の発展の大局を守るよう何度も求めてきた。
 しかし、これは双方が努力し、相互尊重を基盤に行わなければならない。
 中国側はこの重責を単独で負ったりせず、自身の安全と主権を犠牲にして平和を維持することなどもっとありえない。

  日中間の釣魚島紛争は単純な領土問題ではない。
 釣魚島は日本が中国を侵略した日清戦争で手に入れたもので、日本は第2次世界大戦の敗戦後に過去に奪ったすべての土地を放棄することになり、釣魚島は自然と中国の元に戻った。

  そのため、この領土紛争は、中国などのアジア諸国の当時日本から残虐行為を受けたことによる悲痛に直接かかわるだけでなく、日本が第2次世界大戦時の無条件降伏の結果を受け入れたかにもかかわり、戦利品の保護の問題にもなる。戦争の罪悪感を持たない日本の右翼勢力が過度に膨張し、日本が他国の領土を「国有化」すれば、日本の軍国主義は息を吹き返す可能性もある。

 これは地域と世界の平和を脅かすことになり、国際社会は大いに警戒する必要がある。
 中国人民は当時の戦争で重大な貢献をしたが、巨大な犠牲も払った。
 中国は革命に命をささげた烈士が流した血を無駄にしない。



 「日本政府は自身のいわゆる「海空の優位」に希望を託してはいけない
と言うところをみると、日本が海の優位に立っていることを認識しているということになる。
 「現在の中国の防衛力は誰も見下せないほどまで発展している。
 「日本政府は中国政府が譲歩することなど望んではいけない。

 初戦の海戦で負ければ、国内の不満が吹き出て共産党が崩壊する可能性が濃厚になる。
 ということは中国政府それ自体が転覆する。
 譲歩したくても譲歩もできなくなる。
 もともと日本政府は中国の譲歩などはじめから求めてはいない。
 ちょっとしたキッカケを与えれば共産党政府の崩壊につながるということは折込済だろう。
 しかし、日本政府としては、おそらくそれは避けたいところだろう。
 でも、バタフライ効果ということもありえる。
 つまり、見通せないところでとんでもないことが起こる、可能性もありうる。
 

 ここに中国政府に対して丁重に警告しておこう。
 火遊びなんぞしなさんな!

 さもないと、この危険なドタバタ劇がもたらすすべての結果は、中国政府が引き受けることになる。
 それは
 「政府崩壊という危険な賭け」
になりうるということを予め認識しておいたほうがいい。


 てな具合かな。
 言葉遊びなんてこんなもんだ。 



 「ここに日本政府に丁重に警告する」



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