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●14日、英紙フィナンシャル・タイムズ中国語版は記事「分析:中国青年における『理性的対日派』」を掲載した。尖閣問題の激化が報じられるが、一方で冷静な対日観を持つ若者が増えているという。写真は南京大虐殺記念館。
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レコードチャイナ 配信日時:2012年9月16日 5時20分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=64687&type=0
尖閣問題の裏側で=冷静な対日観を持つ中国の青年が増えつつある―英紙
2012年9月14日、英紙フィナンシャル・タイムズ中国語版は記事
「分析:中国青年における『理性的対日派』」
を掲載した。
尖閣諸島問題が深刻化している。日本政府による尖閣諸島買収を受け、北京市など各地で反日デモが繰り広げられている。
ネットを見ても過激な言葉があふれかえっている。
人民日報社旗下のネット掲示板・強国論壇には
「小日本をやっつけろ!!!」
というスレッドがあった。
その一方で日本と正常な関係を結びたい、友好関係を結びたいと考える若者も増えている。
南京大虐殺記念館を訪問するのはほとんどが若者だが、日本を恨むのではなく、記念館の平和と友好の思想を受け止めようという者もいる。
陝西省からやってきた韓忠(ハン・ジョン)さんもその一人。
「日本を恨んではいません。(南京大虐殺も)中国史の一部だと思うのでやって来ました」
と語る。
中国は強くなったので、このようなことはもう二度と繰り返されないだろうと話していた。
北京外国語大学で日本研究に取り組む周維宏(ジョウ・ウェイホン)教授は、国際化したことで若者たちの日本観が冷静になってきたのではないかと考えている。
いまだに教科書の上では日本に対する負の記述が圧倒的だが、冷静に日本を見つめる人は確実に増えている。
中国で最も人気のある第二外国語は日本語という事実もその傍証と言えるだろう。
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レコードチャイナ 配信日時:2012年9月16日 14時24分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=64711&type=0
<レコチャ広場>
反日デモの内実=煽るオピニオンリーダーと暴れる無知な市民
●14日、オーストラリア在住の張鶴慈さんはブログ記事「釣魚島、まず事実をはっきりさせてから怒ろう」を発表した。写真は14日、北京市。日本大使館前の反日デモ。
2012年9月14日、オーストラリア在住の張鶴慈(ジャン・ホーツー)さんはブログ記事
「釣魚島、まず事実をはっきりさせてから怒ろう」を
発表した。
日本政府による魚釣島など3島の購入は、日本の極右勢力の動きを封じ込めるためだ。
とすると、中国の反日デモは日本の極右勢力を助けていることになる。
中国にも日本にも事態の拡大化を望む勢力が存在するのだ。
日本は政局のため。
中国には無知な民衆のガス抜きを狙う者、自分や家族はデモに参加しないのに戦争ムードを煽っている中国のオピニオンリーダーがいる。
そもそも島を買収しようがしまいが、「尖閣諸島は日本の領土」という日本政府の主張は変わることはない。
同じく買収しようがしまいが、「釣魚島は中国の領土」という中国側の主張も変わらない。
まず事実をはっきりと理解してから、反日デモ参加者は怒るべきだろう。
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サーチナニュース 2012/09/18(火) 09:56
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0918&f=national_0918_005.shtml
【米国ブログ】尖閣問題「中国人の日本への抗議は愚かな行為」
さまざまな社会問題に関する情報を発信する米国のブログ「wanderingamericantravelblog」では、
中国在住の米国人男性が沖縄県・尖閣諸島に関する問題について語っている。
日本政府による尖閣諸島の国有化をめぐって抗議する反日デモが中国各都市で広がっている。
筆者は、何千人もの抗議者が日本に対してデモ行進するのを、9階のビルから眺めていたという。
尖閣諸島問題の緊張が高まり、中国全土に抗議運動が広がり、怒りが爆発していると状況を説明している。
しかし、これは相反する目的を持つ「両刃の剣」だと指摘する。
現在、中国人は日本に抗議しているが、
政府の無策や汚職、あるいは住宅価格の高騰などにすぐさま視点を変えることができるという。
中国当局は、抗議の矛先が変われば、暴力で封じ込めようとするだろうと見ている。
筆者は、
中国人の本当の敵は誰だろうと疑問を投げかけ、教養ある人たちは本当の脅威がどこにあるか気づいている
ようだと記している。
しかし大部分の抗議者は、当局のやみくもに続くプロパガンダに踊らされているのが実情だ
と述べ、とても愚かだと思うと感想を語っている。
多くの中国人は、教養のある人も含めて、尖閣諸島が自国の領土だという間違った信念を持っている
という。
しかし、尖閣諸島に上陸しようとした香港の活動家が日本の警察に逮捕され、その後日本人が上陸したが逮捕されなかったと経緯を紹介。
この事実を見ても、尖閣諸島が日本の領土だと理解するには十分だ
との考えを記している。
筆者は、
中国の主張が途方もなくばかげている
のはいうまでもないことだと述べている。
その上、一般の中国人は日本の商品にかなり依存しており、中国社会は全体的に日本が大好きだと思えるので、矛盾を感じるという。
多くの抗議者がソニーの製品を使い、日本車を運転する。
また、漫画を読むか、アニメをテレビで見る人も多いだろうし、ほぼ全員が寿司を好むだろう。
おそらく日本に移住する機会があれば、喜んで乗じるだろうと語っている。
中国人が日本に抗議する理由は、ただ当局に被害者意識をあおられている
にすぎないと筆者は語る。
そのうち
中国人は彼ら自身で事実を学ぶ日がくるだろう
と締めくくっている。
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サーチナニュース 2012/09/17(月) 13:54
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0917&f=national_0917_040.shtml
破壊された日本車は中国人の所有物、損失最大は中国人=中国報道
中国各地で日本政府の尖閣諸島(中国名:釣魚島)国有化に抗議する反日デモが行われているが、一部が暴徒化し日本車や日本料理店が破壊された。
中国メディアの財訊は16日、暴徒化による破壊行為について「決して許されるものではない」と切り捨て、
中国人の反日活動が理性的になれば、日本は必ず敗れると論じた。
中国では週末にかけて、100を超える都市で反日デモが行われ、各地で日系企業が暴徒化した中国人に襲われ、放火や略奪の被害にあった。
記事は、
「暴徒が出現することで、中国政府は暴動を押さえ込めないと見られ、
反政府活動へ誘導される危険性もある」
と主張した。
さらに、
中国人が反日デモを行い、同胞が所有する日本車や同胞が経営する日本料理店を破壊させ、
ひいては反政府活動につなげることこそが日本政府が狙うシナリオである
と主張した。
破壊された日本車は中国人の所有物であり、日本料理店は中国人が経営する店だ。
記事は、
「反日デモで破壊されて苦しんでいるのは中国人の同胞であって、日本人ではない」
と指摘、暴徒化による破壊によって、もっとも大きな損失を被ったのは日本人ではなく、同胞の中国人であると指摘した。
さらに記事は、日本車や日本料理店を破壊するのではなく、中国車や中華レストランの質を向上させることで、中国市場から日本車や日本料理店を「退出」させることが、破壊による反日デモよりも良いことであると主張した。
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冷静に見ている人もいるということだろう。
「ここに日本政府に丁重に警告する」
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