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●台湾の李登輝元総統は12日、中部・南投県鹿谷郷で、台湾も領有権を主張する沖縄県・尖閣諸島について「台日間で釣魚台(尖閣の台湾名)の主権問題は存在しない」と述べ、尖閣は日本の領土との認識を改めて示した。【時事通信社】
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レコードチャイナ 配信日時:2012年9月13日 17時2分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=64628&type=0
<尖閣問題>
「尖閣は我々と関係ない、日本人の問題」李登輝元台湾総統が発言―中国メディア
2012年9月11日、日本政府が尖閣三島を国有化したことで周辺国に波紋が広がっている。
台湾ではかつて「釣魚台(尖閣諸島の台湾での呼称)は日本のもの」と発言した李登輝(り・とうき)元総統が改めて、
「一連の問題は我々とは関係ない。日本人の問題だ」
と断言した。
中国メディアが台湾の報道を引用して伝えた。
李元総統の真意は、
「尖閣諸島について日台間で話し合われるべきなのは漁業権についてであり、領有権についてではない。
よって、民間で処理すべき」
とのこと。
11日、訪問先の南投県でこれについて問われた李元総統は、
「知らない、彼らに任せておけ!」
とこの問題を回避した。
台湾・自由時報は、日本の某大手週刊誌が最新刊に掲載する李元総統の対談記事中の発言を紹介。
李元総統は、
「日本の最大の問題は経済ではない、政治家のリーダーシップが問題だ。
米国に依存しすぎ、また精神的にも中国に隷属している」
と指摘している。
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李登輝は3つの国があると考えている。
日本と台湾と中国だ。
台湾は独立国であり、中国とは民族は同じだが、国家は違うと考えている。
よって、台湾人は「タイワニー」であって「チャイニーズ」ではないという考え方である。
そして、尖閣諸島には台湾の領有権はない。
だから日本と中国で勝手におやりなさい、
という政治的立場だということである。
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サーチナニュース 2012/09/18(火) 10:20
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0918&f=politics_0918_013.shtml
尖閣諸島をめぐる日中の激しい争い、台湾の対応は如何に
沖縄県の尖閣諸島(中国名:釣魚島)については、台湾も領有権を主張しているが、尖閣諸島をめぐって日本と中国が激しく争うなか、台湾は今後、どのような対応を取るだろうか。
中国メディアの環球時報(電子版)が報じた。
日本政府による国有化は、個人から土地の所有権を購入しただけにすぎず、
日本政府は国際法によって認められる領土主権を得たわけではない。
台湾宜蘭県議会はこのほど、尖閣諸島への集団上陸を議決したほか、過去には台湾の民間人が尖閣諸島へ上陸し、台湾旗を立てるなどして尖閣諸島の領有権を主張したことがある。
台湾成功大学の陳怡凱氏は、民間人による行動がふさわしいかどうかは検討の余地があると指摘した。
台湾は日本と軍事衝突を起こすべきではないと主張する陳氏は、
「尖閣諸島海域に侵入して
日本に逮捕の機会を与えることが領有権主張につながるため、
民間による行動も賢明ではない」
と指摘した。
陳氏によれば、
「現段階では台湾政府が日本政府に抗議を伝え、
また民間団体が尖閣諸島に近づかないよう台湾政府が取り締まるべき」
と提案。
さらに
「尖閣諸島をめぐっては中国と同じ立場であるが、共同して日本への対抗処置を取ることは中国と台湾の統一を推し進めることになるため、台湾としては中国との連携もできない」
と述べた。
』
「ここに日本政府に丁重に警告する」
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