2012年9月20日木曜日

なぜか反米デモに?!暴徒が米大使の車を襲撃

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● 19日、反日デモで民衆が米大使が乗った車を包囲し、米国旗を奪い去っていたことが分かった。写真はロック米大使。



レコードチャイナ 配信日時:2012年9月20日 11時32分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=64810&type=0

<反日デモ>なぜか反米デモに?!暴徒が米大使の車を襲撃、国旗を強奪―米メディア

 2012年9月19日、米ラジオ局ボイス・オブ・アメリカ中国語版は記事「反日デモに新展開=民衆が米大使が乗った車を包囲」を掲載した。

 18日、ゲーリー・ロック米国大使が乗った車が、中国の反日デモ参加者に取り囲まれる事件があった。
 車両に立てられていた米国旗が引き抜かれたほか、車両は軽微な傷を負ったという。
 なお大使は無事だった。

 また、米国大使館の前で「打倒米国帝国主義」などシュプレヒコールを叫ぶ場面もあった。
 数十人という少人数とはいえ、一部で反日デモが反米デモに転嫁したともいえる。
 週末のデモではイタリア大使館の車が被害に遭ったとも伝えられ、中国当局は調査を約束している。




2012/09/20 08:31   【共同通信】
http://www.47news.jp/CN/201209/CN2012092001000818.html

中国、デモ隊襲撃で米に遺憾表明 大使車が損傷

 【ワシントン共同】米国務省のヌランド報道官は19日の記者会見で、米国のロック駐中国大使の公用車が18日に北京でデモ隊に襲われて軽い損傷を受けた事件について「中国当局が遺憾の意を表明した」と述べ、中国側が責任を認めたことを明らかにした。

 中国政府は、沖縄県・尖閣諸島国有化に抗議する反日デモで日系企業などに多大な被害が出たことは「責任は日本が負うべきだ」として責任を認めておらず、日米への対応に明確な違いを付けた。

 ロック大使の車は、米大使館に入ろうとした際に、約50人のデモ隊に取り囲まれて車体に損傷を受けた。
 大使にけがはなかった。




レコードチャイナ 配信日時:2012年9月20日 10時7分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=64809&type=0

<反日デモ>デモ封じ込めに強硬策か=日本大使館最寄りの地下鉄駅を閉鎖―中国

 2012年9月19日より北京の日本大使館最寄りの北京市地下鉄10号線亮馬橋駅が一時閉鎖された。
 デモ参加者が集まらないようにとの措置とみられる。中国青年報が伝えた。

 日本大使館付近では13日から付近のバス停が使用中止となった。
 無秩序に人が集まることを避けるためとみられる。
 また一部自転車道が封鎖されるなどの措置がとられ、デモの場所を確保する動きもあった。

 19日から北京市ではデモ引き締めに転じたと伝えられている。
 そうしたなか、大使館最寄りの地下鉄が閉鎖されたことが明らかとなった。


 全人代を控え、「民衆の不満をガス抜きさせ」たと判断して封じ込めに転じたのであろう。
 ただ、問題は
 「全国多発同時デモが実行できる」という自信を民衆につけされてしまったことが、
 おそらく今後の政府の弱点となっていくだろう。
 政府が強硬に出られない分、民衆が暴徒化する、という公式が作られたようだ。
 これから、様々な民衆の抗議スタイルがはぐくまれていく。
 民衆は政府の弱みを少しづつ握っていく。
 天安門事件から33年、1/3世紀が経っている。
 もはや当局は強圧できる状態にはない。

 これから中国は民衆の様々な行動が政府当局を脅かせていくことになる。
 そして、いつか共産党幹部が現金をかっさらって海外逃亡する姿を見ることになるかもしれない。





 「ここに日本政府に丁重に警告する」


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